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  • 執筆者の写真小林智子

優心を見送って…


今年の夏は私の周りでも旅立ちの子が多い夏です。

我が家の優心の旅立ちから約3週間…

彼がいない事にまだ少し慣れません。

家のあちこちに優心の痕跡があり、冷蔵庫の中に最期までスポイトで飲ませていた半分だけ残る『ペットスエット』…捨てられず(笑)

我が子の介護を長期間している飼い主様もいらっしゃると思います。

毎日お疲れさまです。

私は優心の介護は2ヶ月ぐらいでしたが、今思うと

長かったようなあっという間だったような…

あの毎日は時の流れ方(感じ方)が少し違っていたようにも感じます。

一つだけ言える確かなことは『あの日々はお互いが大切な存在だと確認しあえた日々だった』という事。

私にとっても。

優心にとっても。

たとえ真夜中の就寝中でも優心がヒャンヒャンと鳴くと目が覚めました。

彼のところにいき『どしたの?』と聞きます。

オムツが濡れた。

おしっこしたい。

うんちがしたい。

喉乾いた。

何か食べたい。

体勢を変えて。

抱っこして。

外に出たい。

『はい、はい☺️』

こんな日常でした。

私がそうだったように、きっと優心も愛を感じ

安心して任せてくれたのだと思います。

ほぼ寝たきりになってから脱水気味だった優心は

週に何度か点滴に動物病院に通っていましたが、

優心は病院が大好きだったのでノンストレスだったと思います😊

点滴の後には先生と看護師さん達が毎回ケアをしてくれました。

名前を呼んでくれて、ブラッシングしてくれて、顔を綺麗に拭いてくれて、爪を切ってくれて…

診察室の外から毎回その光景を見ながら、泣きそうになるのを必死にこらえていました(笑)

終末期の優心にしてくれた医療の『行為』よりも

先生や看護師さんが優心を大切に想う『心』に感銘を受けたからです。

魂の存在になる彼らが持っていけるものは『感謝』と『愛』だけだと思います。

この2つが満たされたら、きっと彼らは安心して

旅立っていけるのだと信じています。

優心も、そしてこの夏に旅立っていった皆さまの大切な我が子も『感謝』と『愛』を持って空にかえったと思います。

優心と暮らした日々は本当に幸せな毎日でした。

きっと優心もそう思ってくれている。

優心の笑顔の写真にそう話しかけている母です😊

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